サンダイルの世界にはなぜ自動車が無いのか?について考察する回。
わざわざギンガ―に乗らなくても、術で車輪回す自動車造ればいいのになんでないの?という誰も不思議に思っていない疑問にわざわざお答えします。
自動車の発明に必要になる技術
車輪
いうまでもなく車輪が必要です。サンダイルの世界では、ノースゲートに車輪のついた荷車があるため、車輪の発明自体はすでに完了しているようです。
また、この荷車にはスポーク(中心部から外輪部に伸びるつっぱりみたいなやつ)もついているため、ある程度の耐久性や安定性もありそうです。
ただ、すべて木で出来ており、耐久性に難があることから、実際に自動車にするためには金属の加工技術とかも必要になりそうです。
原動機
現在の術の技術では、火や水などのシンボルから特定の効能をイメージして術を発現する必要がある関係上、術エネルギーを単純な動力として発現させるのは困難と思われます。
このため、術により発生した現象が持つエネルギーを運動エネルギーに変換する機構が必要になります。これを行うのが原動機です。
テルムやヴェスティアには風車があるため、他種のエネルギーを運動エネルギーに変換するという発想自体はありそうです。
ブッシュファイアのように、木の葉の舞うイメージで風をおこすようなこともできそうですが、効率が良い気がしないし、制御もしにくそうなので、火や水のアニマを組み合わせて蒸気機関を動かす方法に行きつきそうですが、蒸気機関の作成に金属が必要なので、術を阻害する問題があります。
意外と難しい
ここまで見てきたとおり、車輪や原動機の作成には金属加工技術が必要となりますが、金属を使用すると術が阻害されるという問題があるため、自動車の作成までにはまだまだハードルがあることがわかりました。
ただ、ギュスターヴによって金属の加工技術が一般化された今、これから金属加工技術も発展していきそうですし、術阻害の問題も、エネルギーを原動機内部とかに伝達する導線などが復活すれば何とかなるかもしれません。(夜の町の明かりは何らかの導線によって術エネルギーが伝わって光を起こしているため、何らかの導線は実在はしている。しかし、旧帝国時代の技術で現在は失われている)
人間だけでなく、技術も術と金属が融和する必要があり、そのシンボルが自動車になる。そんな未来がサンダイルの世界には待っているのかもしれません。
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