サンダイルの世界における人類の誕生と繁栄をまとめました。
南大陸で発生した人類は繁栄をつづけ、その生息域を術発見の地ヴァイスラントまで拡大していきました。
人類誕生
400万年前 人類誕生
南大陸西部で人類が誕生した。
現在は大砂漠が広がる不毛の土地だが、当時はステップ気候下で豊かなサバンナが広がっていた。
250万年前 道具登場
170万年前 直立原人の登場
道具の登場により、人類はより道具を有効に使えるよう、両手を自由にできる直立歩行へと進化を遂げる。
12万年前 現生人類誕生
現人類の直接的な祖先である現生人類が誕生した。
現生人類は現人類とほぼ変わらぬ骨格、頭蓋骨を持ち、旧原人とは比較にならないほどの適応能力を持っていた。
45000年前 現生人類が東大陸に到達
現生人類は旧原人を駆逐しながら、徐々に生活圏を広げていった。
45,000年前には、とうとう海を越えて東大陸へ進出した。
35000年前 旧人類消滅
旧人類は現生人類に駆逐され、消滅した。
10000年前 農耕の確立
温暖な平野部に根付いた人々は道具の進化とともに農耕を確立させる。
それは狩猟という不安定な生活を安定させ、人口の増加をもたらした。
8000年前 現生人類が東大陸最南端に達する
クヴェル発見の地、ヴァイスラントに現生人類が足を踏み入れる。
前7000年 村落の登場
温暖な平野部が広がる東大陸の中央部や南大陸では、農耕を営む村落が発生した。
しかし、南方のヴァイスラントは極寒のため農耕に適さないことから、いまだ狩猟による共同体しか存在していなかった。中央部から見れば南方は原始的な地域であったことから、現ロードレスランド付近を天下の中心と考える「中原思想」が生まれつつあった。
術の発見
前5500年 クヴェルの発見
ヴァイスラントで燃料を必要とせず半永久的に発熱を続ける不思議な物体が発見され、その利用法が確立された。
このクヴェルの発見が極寒の地での生活を安定させたものの、人口の急増が食糧不足をもたらし、食料やクヴェルをめぐる争いが頻発するようになる。増えた人々は、やがて新たな土地を求め北へと移動していくようになる。
前3500年 東大陸の中央部で都市国家の成立
農耕文明が成立した東大陸中央部では、安定した生活が人口増加をもたらした。その結果、村落が巨大化していき、都市国家を誕生させた。
前2650年 グラン・タイユに最古の巨大四角錐建造
南方民族の術の知識やクヴェルが古代国家に流入しはじめ、やがて富を独占する者が現れるようになった結果、人民層に階級が発生。知識やクヴェルを持つ者が権威を持ち、王や貴族として強力な権力を振るうようになっていく。古代国家の誕生である。
この頃、グラン・タイユ地方で数個の都市国家を従えた最も古い巨大王国が誕生する。
王国は自らの力を誇示するため、巨大モニュメントを建造した。
前2334年 古代王国建国の戦い
南方の勢力と現ラウプホルツ付近の古代国家との間で、ティベリウスの戦いが発生。この戦いを機に、古代王国が成立する。
前2279年 現グラン・タイユに古代王国誕生
クヴェルが既存国家の力関係を一変させたことで、勢力再編が進んだ結果、小国家を統括する王国が生まれた。
巨大な王国の成立は、中原の人々に未知なる力への興味を抱かせることになった。
その結果、南方と中原の交流が盛んになり、多くのクヴェルが中原に流失するようになる。
前2000年頃 ヴァイスラントで術発見
クヴェル発見から3000年の時を経て、クヴェルは突発的に力を発揮する物体から、術を発する神秘的な器具として認識されるようになっていった。
多くのクヴェルが中原に流失したことで、術の存在が広く知られるようになった。
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